【リラクルについて②】腰痛の治療

こんにちは、整体・ボディケア・マッサージ「リラクル」の山口です。

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さてさて、身体の悩みで多いモノの一つに『腰痛』があります。

今日は、リラクルでは、『腰痛』をどのように治療をしていくのか?についてです。

腰痛とは、お客さんからすれば「腰のあたりが痛い」と言うことですが、我々はさらに腰のどこが痛いのか?を探っていきます。

おおざっぱに分けても、

筋肉が原因か?
関節が原因か?
神経が原因か?

によって、同じ『腰痛』という言葉でも、治療が変わってくるんですね。

さらに、筋肉、関節、神経もいくつもありますから、

その中のどこが痛いのか?
どうやって動くと痛いのか?
ズキズキしたり、ピリッとしたり、激痛だったり、どのような痛み方をするのか?

などでも、治療方法が変わってくるんですね。

だから、闇雲にマッサージしてほぐすといったことはありません。

治療をする大原則として、「身体に痛みが出ているのは身体からの合図」なんです。
だから、何の合図なのか?を探る必要が必ずあります。

この大原則の部分を重要視して考えるのが、整体・ボディケア・マッサージです。

単にマッサージをしたりほぐすお店では、この治療をする大原則である、「身体に痛みが出ているのは身体からの合図」を軽視します。
だから、「硬いところをほぐす」だけになってしまいます。

硬いところをほぐされると気持ち良いのですが、身体からの合図を見ていないので、またすぐに腰痛は再発しやすくなります。

さて、では、腰痛による身体からの合図とはなにか?

基本的に、身体に痛みが出ているときには、

1) どこかをかばっているため
2) 何かを優先させるため

という目的があります。
これは、痛みだけではなく「歪み」にも言えることです。

特に「痛み」の場合には、かばうためか、優先させるために『制限をする』ために痛みを出しています。

なので、どこをかばっているか?何を優先させているのか?を見つけ出すことから腰痛の治療が始まり、この目的がわかることで治療方針が決まります。

例えば、身体を反ると腰が痛い場合。
まっすぐ立とうとすると腰が痛くなります。

本来の正しい姿勢は背中がスッと伸びて、身体の重心である骨盤の仙骨に重心がしっかりと収まっている状態です。

この本来の正しい姿勢が出来なくすることで、1)どこかをかばって、2)何かを優先させていると言うことです。

多くの場合、本来重心を支える骨盤や仙骨に、何らかの原因で支える力が無くなったことが原因です。

だから、治療は、腰から触るのではなくて、支える力がなくなった原因を見つけ出し、そこを治療することで支える力が回復します。
結果的に腰痛も解消されます。
今のはほんの一例なので、これだけが全てではないですが、多くの場合に当てはまります。

腰痛の場合は、他にも、
寝返りが出来ない。
立ち上がることが出来ない。
前屈みが出来ない。
長時間立っていられない。
など、様々な症状があります。

これらの一つ一つの、

1) どこかをかばっているため
2) 何かを優先させるため

という目的を見つけ出すことから治療が始まります。