【ほぐす】とは、硬くなった筋肉を正常な働きを取り戻す為に、揉んだりマッサージをして、硬くなった筋肉を柔らかくすることです。
肩コリがしたり、体が重くなったり辛くなるという症状は、筋肉などの身体の一部が硬くなって正常な働きをしないために起こります。
正常な働きをしていれば筋肉は硬くなりませんので肩コリの重さやツラサも感じなくなります。
ほぐし方には2種類あります。
- 原因を「ほぐす」こと
- 気持ち良いところを「ほぐす」こと
リラクルの一番の特徴が1.の「原因をほぐす」ことです。
肩コリや腰痛のとき、ついつい筋肉の硬さやコリばかり目がいきがちになり、揉んで気持ちの良い処だけをほぐしてしまいますが、原因をほぐさないと、またすぐに元の肩コリや腰痛に戻ってしまうことが多いのです。
筋肉が硬くなるのには理由や原因があり、筋肉が硬くなるまでには流れ(順序)があります。すべての筋肉が同時に硬くなるわけではなくて、最初、ある場所の筋肉や関節に問題が起こります。
問題の起こった場所は正常な働きをしなくなり、防御反応が起こって硬くなります。
すると、硬くなったところの代わりに他の場所でかばうことで正常な働きが出来ます。
他の場所でかばっている間に、最初の場所が回復してくれればよいのですが、なかなか回復せずに長時間になると、かばっている所にも限界が来るので、さらにほかの場所でかばおうとします。
最初の原因になっている所が回復しない限り、延々とこの流れが続くので、次でかばって、また次でかばって、さらにその次・・・となり、どんどん硬さやコリが広い範囲に広がります。
これが慢性化やコリが広がる仕組みです。
そうなると、もはや本人には最初の原因が何だったのかわからなくなるので、今、最もツライ所を一番の主訴として、整体やマッサージにお越しになります。
原因がわからなくなる理由には、もうひとつあり
自覚症状として感じるのは最初に問題が起こった時ではないからです。
最初の原因が出始め、2~3箇所でかばい始めた時に肩凝りや痛みなどの自覚症状を感じます。
ですから、本人が自覚した時には、すでにあっちこっちでかばっている後です。
私たちは、原因を探ることを前提にお話を伺うので、整体中にお話しをお聞きしたり、触っているうちに原因がわかり、ご本人にもわかるようにお話をして確認をしていきます。
そして
この原因になっているところをほぐさない限り
「かばって、また次でかばって、さらにまたかばって・・・」
の悪循環はなかなか止まらないんですね。
ですから
リラクルの「ほぐす」は
硬くなった原因を探り出すことから始まり
原因を無くすように「ほぐし」ます。
気持ちの良いところを揉むだけでは決して終わりません。
特に、ギックリ腰や寝違えなどの痛みのある急性期のときは
絶対にただ柔らかくすれば良いという意識ではいけません。
原因を「ほぐす」必要があります。